こんにちは、maekazuです!
小学6年生の時に〈発達障害、知的障害、適応障害〉の診断を受けて、中学2年生まで片道1時間かかる医療センターに通っていました。
小学生の頃のいじめがきっかけになり、人間不信になって小学校、中学校はほぼ不登校。誰も自分を知らない高校に行きたくて養護学校に入学。卒業後は、正規職員で介護職に就職できました。
今だから自分を客観的に見れるようになったり、悲観的にならないようにコントロールすることができていますが
学生時代は自分を客観的に見れていないせいで視野が狭く、生きるか死ぬかみたいな持論の中でもがいていました。
働き始めはとにかく悲観的過ぎました。やるべきこと!よりもまずは自分にできること!を知ることが大事なんだと入社1年目で教わりました。
周りに「しね」「お前は何もできない」「障害者は生きる価値なし」と言われ続けた結果、
「わたしは生きてちゃいけないんだ」という半分、洗脳にかかっていましたね。
高校卒業、就職。子どもからいきなり大人にならなきゃいけないみたいで
迫り来る将来がとても怖かった。
- 面接やだな、、緊張するし。うまく自分を伝えられない。
- 職場は人がいっぱい居て疲れるな。
- 名前が覚えられない。これはまじで困る。
- 集中したいな。
- 自分を防御し過ぎて、相手を全然信用できない。
高校卒業から入社2年目くらいはこんな悩みを抱えていました。
いじめや不登校から、どうやって立ち直ったのか。会社で働く上で理解しなければいけない自分の短所と才能の見つけ方などを詳しく説明しています。
発達障害の理解
発達障害とは、先天性である脳機能の発達に関係する複数の類似する障害をまとめたものです。
複数の類似する障害とは、大きく分けて3つあります。
⚪︎広汎性発達障害
⚪︎学習障害
⚪︎注意欠損、多動性障害
⚫︎広汎性発達障害はさらに下記5つの類似する障害を総称する名称です。
1、自閉症障害
2、レット障害
3、小児期崩壊性障害
4、アスペルガー症候群
5、特定不能の広汎性発達障害
このように発達障害と言っても、一言では表せないほど深いものなのです。
コミュニケーションが苦手だったり、漢字が読めない(書けない)
計算ができないことで、苦労したり生きづらさを感じたりしていませんか?
下記の症状に5以上、当てはまる人。
生きづらさの原因は発達障害かもしれません。
【発達障害の主な症状】
・コミュニケーションが苦手(感情を言葉にして伝える、表情、身振りでの伝達が困難である。)
・言葉や発達の遅れ(2〜3歳頃の発語がない、言葉を理解できない。)
・こだわりの強さやパターン化行動(鍵を閉めたか3回以上確認しないと先に進めない等、)
・対人関係、社会性の障害(空気を読めない、周囲の状況を理解できずその場に合わせることが難しい。)
・興味関心の偏り(苦手なことやできないこと、苦痛なことには興味や関心を示さない。)
・自分の意思ではない行動や発声(突然、大きな声を出してしまう。同時に頬や頭を叩くなどの行動も見られる。)
・聞く、話す、読む、書く、計算、推論、などの困難
・同時に複数のことができない(話を聞きながら、メモを取る等、)
・集中できない(周囲の環境によって落ち着けず、集中できないことがある。)
・じっとしていることが苦痛だ(じっとしなければいけない場面でムズムズして違う行動をしてしまう。)
・ミスや不注意が多い(同じミスを繰り返したり、予測ができない、事故が起きて初めて危ないと気がつく。)
・頭で考えるよりも先に行動してしまう(頭の中で整理することが苦手。)
・多動、多弁(相手がやめてとはっきり言わないと、ずっと話し続ける。バタバタと動き続ける。)
・言葉の引き伸ばしや音の繰り返し(こーーーんにちーーわ、こ、こ、こ、こんにちわ、等)
・どもる(・・・・・。はい。・・・・、いいえ。等)
上記の症状は一部で、年齢や性格によっても異なります。
才能と短所を知る
才能=得意、好きなこと、できること。
短所=苦手、キライ、難しい(できない)。
つまりこうゆうことです!
飛び抜けた、天才的なというとおおげさに聞こえますが、実はみんなが持っているものです。
例えば、達筆な字が書ける。元気な挨拶をよく褒められる。相手の表情などから空気を読む。こんな感じです!
あなたが当たり前にできていることは、誰にでもできることではないんです。
発達障害があるから周りより少し、難しいことが多かったり才能と短所の差が激しい。これ以上に障害者と健常者の違いはないのです。
わたしの才能は「ハキハキと話すこと」「空気を読む、よく観察する」です!
日頃からよく観察しているから、利用者さんの名無しズボンとか一発で当てられます!同僚からも「よくわかるね、、」と毎回驚かれます(笑)
才能って短所よりも見つけるのが難しいんです。特に大人になるとダメな部分を注意されることはあっても褒められることは滅多になくなるからですね・・。
もっと褒めてほしいものです。
反対に短所はというと・・才能の逆だったりします。
例えば
【空気を読む】⇄「相手に合わせ過ぎてしまう」
【よく観察する】⇄「イヤな部分にも気がついてしまう」
【ハキハキと話す】⇄「仕事ができる人、認定されて大きな仕事を任される」
こんなところでしょうか・・・
毎回、反省したり後悔したりっていうのが現実です。これも当たり前のようにできることが才能なんだと気がつきました!
あなたも短所から才能へ変換してみたら、意外に見つかるかもしれませんよ!!
弱点への対処法
自分の短所や弱点を見つけたら、回避する方法ではなく!対処法を考えるべし!!
なぜなら、あなたは回避のしようがない場合どうなってしまうでしょう・・想像したら怖いのでやめましょう。
まずは先ほどのわたしの短所を例で考えてみましょう。
【相手に合わせすぎる】▶︎▶︎▶︎「うん、うん、そうだよね!」ではなく「そうなんだ、わたしはこう思うな〜」と自分の意見を伝えてみる。
【よく観察する】▶︎▶︎▶︎いろんな人がいるな〜と感心、受け入れモードにする。
【大きな仕事を任される】▶︎▶︎▶︎周りに頼る力を勉強する機会だと考える。
こんな感じで、意識できるくらいのもので良いですので考えておくと意外に落ち着けたりしますよ〜!
他にも
・話せる人にぶちまける。
・ぬいぐるみや本などのお守り代わりになる物を持っておく。
・一人で頭の中を整理する時間を作る。
こういったことでも対処できます!
実は、怒鳴られるのも大の苦手・・・理由は単純に怖いから。
号泣しながらすぐさま旦那にTEL!!全部、吐き出すと急に冷静になれる。わたしの場合はとりあえずこれで解決する!!
あなたにとっての短所や弱点はどんなことですか?そんな時、どうやって乗り切ってる?
自分に合った生き方(働き方)
自分に合った生き方・・できたらやってるよ!と聞こえてきそうですが・・・
自分を隠さない、自分軸でいいってことです。
めちゃくちゃシンプルでいいんです!人間て頭を使おうとするから「賢く」「ややこしく」「難しい」ほうに考え過ぎちゃう時があるんですよ。
でも直感でいい、こうしたい!とかあれがいい!とかこれはイヤみたいな小さな選択や決断の一つ一つがあなたの進みたい方へ歩んでいきます。
そんなmaekazuも、世間体とかいろいろ考えて行動できない時期がありました。。
今でも全く考えないわけではありませんが、自分軸にしたことで人に合わせて行動しないことのメリットを考えるようになりました!
実際に、入社した会社では「相手にどう思われるか」ばかり考えていて退職することもできませんでした。大切なものを失った時、初めてその考え方を捨てることができました。
自分は何がしたいのか、目標はなんなのか。
次の職場は会社の方針が合わず4ヶ月ほどでやめましたが、後悔はしていません。
何より、5年後10年後もそこで働く自分を想像できませんでした・・・。
あなたの人生はあなたのものだから、誰かのコピーはできない。
もっと自由で大丈夫。
みんなあなたが思ってるより、わがままに生きてるよ!
あなたはあなたのまま、受け入れる心を大切にしてみてください。